High Tail Designs TXシリーズ レビュー|新たに加わった新素材の魅力を徹底解説
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チャレンジ社のULTRAファミリーに新たに加わった TXシリーズ
TX素材とは何か——。
DCF は超軽量性と高い引き裂き強度、そして非常に高い防水性能を特徴とする素材です。一方、Ultra は織物構造を採用することで、DCF よりわずかに重量が増す傾向はあるものの、高い引き裂き強度と防水性能に加え、優れた耐摩耗性を備えています。設計思想は異なりますが、いずれもULシーンを象徴する存在です。

プリント適性に特化したTXシリーズ
実際に HTD でも導入前に TX を用いたテストを行い、ファニーパックやスタッフサック、ショッピングバッグ用途において十分な品質を担保できると判断したとしています。軽量性では DCF に軍配が上がる場面もあるものの、TX は「耐久性が高く、しなやかで、プリント適性にも優れた素材」と評価されています。
DCF と TX は試験方法が異なるため純粋な数値比較はできませんが、TXの開発にはキューベンファイバー(現DCF)の初期開発に関わったスタッフが携わっているとされており、設計思想の面では DCF と近い水準を目指していることがうかがえます。

TXシリーズはUL素材であるため、印刷が可能とはいえ繊細な表現は容易ではありません。発色の良い色彩や細かなディテールを美しく再現するには、高度な印刷技術が求められます。
実際にTARCITで扱う一部の製品では、プリントの仕上がりについてメーカーと相談しながら制作を進めています。そうした一面にも卓越した印刷技術とクラフトマンシップへの誇りが感じ取れます。
DCF と TXの違い
質感の違い

ファニーパックに使用されている DCF は、やや黄色味を帯びた柔らかなトーンで、優しい雰囲気を持つ素材だ。一方で TX は、クリアで澄んだ白が印象的で、よりすっきりとした表情を見せる。同じプリントでも、ベース素材の違いによって受ける印象は変わる。
エイジングの違い

DCF特有のシワは使い込むほどに増えていき、原状回復しづらい素材のため、厚みによって凹凸もできていくが、それがULらしい味とも言える。(画像は他社の製品)
重量の違い
重量については大きな差はありませんが、織り構造を持たない DCF の方がわずかに軽量です。
強度・耐久性の違い
両素材は試験方法が異なるため、強度については単純な数値比較はできません。しかし、シワのなりやすさや表面素材の構造から考えると、TX の方が長期の使用に向いていると考えられます。実際に HTD でもテストを行い、耐久性に優れているという評価に至ったようです。
細部の線や色の重なりはもちろん、沈みがちな水彩画のグラデーションもしっかりと表現されている。UL素材とは思えないほど高精度なプリントだ。
TX と DCF、それぞれが向いている人
DCF が向いている人
TX が向いている人
使用や経年による劣化をできるだけ抑え、安定した状態を長く保ちたい方。耐久性を重視し、できるだけ長く使い続けたい方に向いています。
HTDの印刷技術を堪能できるアーティストシリーズ
TARCIT では、HTD の世界観をより深く体感していただくために、アーティストシリーズのファニーパックにおいて DCF とTX の2つの素材から選べるようにしています。

Hannah Beimborn
自然や世界そのものへの敬意、そしてそこから伝わってくるメッセージにインスピレーションを受け、水彩とペンで表現するアーティストです。
👉「High Tail Designs The Ultralight Fanny Pack – Hannah Beimborn」商品ページへ

Ash Ryan
鮮やかで彩度の高い色使いと滑らかなグラデーション、リアリティのある表現を特徴とし、社会正義や多様性、環境問題、女性の権利といったテーマを探求しながら、強い印象を残す作品を数多く手がけています。
👉「High Tail Designs The Ultralight Fanny Pack v1.5 – Ash Ryan」商品ページへ

Andrew Marshall
ノースカロライナ州を拠点に活動するライター兼ビジュアルアーティスト。グレート・スモーキー山脈国立公園付近で暮らしながら、新聞社での執筆に加え、紙媒体やウェブメディアへ寄稿しつつ創作活動を行っています。
👉「High Tail Designs The Ultralight Fanny Pack v1.5 – Andrew Marshall」商品ページへ
より実用的にアップデートされた新スタッフサック
TX50を採用した新しいスタッフサックでは、スクエアフォルムの採用や横に並べやすいサイズ設計により、より実用性が高められています。
👉 TX50 Stuff Sacksシリーズについては、レビューで詳しく解説しています

TX50 Stuff Sacks - Hannah Beimborn
コロラドを拠点に水彩とペンで表現するアーティスト Hannah Beimborn のアートを落とし込んだ、新素材TX50採用のロールトップ式スタッフサック。
👉 Small サイズ(4.5L)を見る
👉 Mediumサイズ(6.5L)を見る
👉 Large サイズ(10L)を見る
HTDの象徴とも言える定番ファニーパックシリーズ
ソリッドカラーなど、細かな色の再現性が比較的要求されない定番のファニーパックシリーズは、TX素材を中心に展開しています。

The Ultralight Fanny Pack v1.5 TX95
定番モデルの使いやすさはそのままに、2Lの容量に拡充されたv1.5シリーズ。サブバッグとしては十分な荷物を収められ、日常使いではメインバッグとしても幅広く使えます。
👉「High Tail Designs The Ultralight Fanny Pack v1.5 」商品ページへ
以上、いかがでしたでしょうか。TX と DCF、それぞれに異なる個性がありますが、どちらを選んでも High Tail Designs の優れたプリント技術を体感できることに変わりはありません。